DTCCとEYが発表した最新レポートが話題を呼んでいます。米国株式市場は2026年までに24時間×週5日の取引スケジュールを検討中。その背景にあるのは、暗号資産のプレイブックです。デジタル資産の24時間取引が、従来の金融業界に「閉場ベルを廃止すれば何が可能か」を示した形となっています。
まずは柔軟性を求める個人投資家が参入すると見られています。しかし注目すべきは、機関投資家が大きなボラティリティが発生するタイミングで取引を加速させると予想されている点です——本当の大金が動くのはまさにその瞬間です。まるで伝統的金融(TradFi)が、暗号資産が主張してきた「アクセスのしやすさ」について、ようやく認め始めているかのようです。
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