今週のアジアの暗号資産規制、何が起きている？12月1日〜7日の注目まとめをお届け。

まずは中国本土。例のRWAトークンを含む仮想通貨全般について、全国規模の警告を発表。予想通りではあるが、その範囲の広さは注目に値する。一方、モスクワでは違った動きが。どうやら暗号資産規制を緩和する方向で検討しているという話が出ている。興味深い転換点だ。

ソウルでは規制当局が予想外の一手。ステーブルコイン発行者は銀行が51%所有するコンソーシアム構造にするよう求めている。これは提案ではなく、実質的な設計図だ。そしてパキスタンも見逃せない。議論が続く他国を横目に、着々と国家デジタル資産の枠組みを推進中だ。

4カ国、4つの方針。規制のチェスボードはますます混沌としてきた。