Nexoがアルゼンチンの現地プラットフォームBuenbitを獲得、ラテンアメリカ市場への展開と政策恩恵の時期を迎える

【区块律动】資産管理プラットフォームNexoは最近、アルゼンチンの現地暗号投資プラットフォームBuenbitを買収しました。具体的な金額は公表されていませんが、この一手は明らかにラテンアメリカ市場を狙ったものです。買収完了後、Nexoはアルゼンチンの規制システムの下で合法的に運営できるだけでなく、Buenbitがアルゼンチンとペルーで蓄積したユーザーベースを直接引き継ぐことも可能になります。ブエノスアイレスはNexoのラテンアメリカにおける拠点となり、その後のメキシコやペルーへの拡大にも足掛かりとなるでしょう。

ご存知の通り、Nexoは現在、世界150以上の地域で事業を展開し、約110億ドルの資産を管理しています。一方、Buenbitはすでにアルゼンチンの国家証券委員会に登録されており、法定通貨と暗号資産の交換サービスを提供しているため、正式なライセンスを持つプレイヤーといえます。さらに重要なのは、アルゼンチン中央銀行が新たな規則案を策定中で、来年上半期には銀行が顧客に暗号通貨関連サービスを提供できるようにする計画です。このタイミングでBuenbitを買収したNexoは、明らかに先手を打ち、政策の好機を捉えて安定的な地盤を築こうとしているのです。