ETHこの位置はどう攻める？私の見解を述べます。

2620や2750でのエントリーチャンスを逃した場合、今は焦って追いかけないでください。まずは次の2点を見極めましょう：このサポートラインからの反発は、単なるテクニカルなリバウンドなのか、それとも本当の底打ちシグナルなのか？

**まずはポジティブ材料から。** トランプ氏が最近出した前向きな発言、12月の利下げ観測の高まり、さらに機関投資家からの口頭での好材料——これらは一見良さそうに聞こえます。ただし、いずれもまだ「期待」にとどまっており、実現していません。4時間足では確かにダイバージェンスが現れ、MACDもゼロラインを上抜けていますが、月足や週足はどうでしょう？本格的な下げ止まりのサインは見られません。

**次にリスク面。** ブラックロックETFの保有残高は引き続き流出中で、1回の規模は小さいものの、方向性は明確です。歴史的パターンから見ても、クリスマス前は下落しやすく、利下げが本格的に実現した後も一旦は下げる傾向があり、その後1～2ヶ月してから反転することが多いです。週足の動きも踏まえると、今回のU字反発が理想的な「2回目の買い場」とは思えません。

**では、どうトレードするか？**

日足ではすでにブレイクしていますが、今後は大きく2パターンが予想されます。
1. 2700～3100のレンジで揉み合う
2. 3230や3420のレジスタンスを目指して一段高へ

私の戦略：現値では追いかけません。30分足を注視し、下落してきたら短期ショートを試します。本当に上に抜けていくなら、3230や3420でショートポイントを探します。こうすることで、高値掴みを防げますし、もし急騰しても「3回目の買い場」を待てば良いのです。

もしレンジ相場で再び下落するなら、短期ロングは2970付近が注目ポイント——その時はチャートを見て具体的な戦略を出します。焦らず、チャンスを待つ方が無駄なエントリーより強いです。