最近、誰かがこんな質問をしているのを見かけました：「仮想通貨トレードでどうやったら100万円稼げる？稼いだお金を銀行に預けたら資金の出所を調べられる？」

正直に言うと、この質問は7年前の自分自身にも投げかけていました。当時はちょうど仮想通貨の世界に入りたてで、口座には数万円しかありませんでしたが、今では累計利益が5000万円を超えました。この道のりでロスカットも喰らったし、損もしたし、絶望も味わいましたが、最終的に生き残るためのやり方を自分なりに見つけることができました。今日はこの数年でまとめた10の経験則を書き出します。まだ模索中の方の参考になれば幸いです。

**1つ目、資金が少ないうちは無茶なオールインはしないこと。**手元資金が10万円以内なら、常に全力投資を狙うのはやめましょう。1年に1回メインの上昇トレンドを掴めれば十分です。それ以外の期間はじっと待つのが最大の武器です。

**2つ目、デモトレードを侮らない。**多くの人がデモトレードを軽視しますが、リアルトレードは許容ミスの幅が狭いです。デモトレードなら何度でも失敗でき、メンタルも鍛えられます。本番で手が震えないように準備しましょう。

**3つ目、好材料が出たときは高値圏のことが多い。**大きな好材料が出た当日に売らなかった場合、翌日ギャップアップしたら一部を迷わず利確するのがオススメです。歴史的にも、好材料が実現した後に飛びついた人が一番損をします。

**4つ目、連休前のポジション縮小は鉄則。**毎回長期休暇前にはポジションを減らすか、時には全て手仕舞います。「連休前は必ず下がる」というのは迷信ではなく、市場の傾向です。

**5つ目、中長期はキャッシュフロー重視。**一度で大きく取ろうとは思わないこと。それは大口投資家のゲームです。十分な現金を持ち、高値売り・安値買いを繰り返して資金を回転させるのが個人投資家の戦い方です。

**6つ目、短期トレードは流動性の高い銘柄だけ。**出来高が多く値動きがはっきりしているコインだけを狙いましょう。動きの鈍いものは時間とメンタルの無駄です。

**7つ目、下げ方で反発の速さが決まる。**じわじわ下がる相場はリバウンドも鈍いですが、急落の場合は反発も早いことが多いです。タイミングを見極めるのが重要です。

**8つ目、間違えたらすぐに認めて損切り。**最初の段階で損切りすれば、資金さえ残っていればチャンスはいくらでもあります。これはロスカットで痛い目を見て得た教訓です。

**9つ目、15分足とKDJ指標の組み合わせ。**短期トレードならこの組み合わせをよく見ましょう。お宝の売買チャンスが見つかりやすいです。

**10つ目、得意な手法を1～2個極めるだけで十分。**世の中に無数のトレード手法がありますが、全部マスターする必要はありません。自分のやり方を徹底的に磨くことが大切です。

この10ヶ条はすべて、実際にお金を使って得たものです。仮想通貨トレードは、遠回りしないこと自体が利益につながります。市場にチャンスは常にありますが、生き残ってその瞬間を迎えられる人が少ないのです。

銀行に預けて調べられるかについてですが、正直に言えば、大きな金額は確かに注目されます。だからこそ分散して複数の口座で出金し、取引履歴やオンチェーン証明をしっかり残しておきましょう。正規の手続きで出金することが長期的な成功のカギです。