COMMONというコインが最近かなり話題になっているので、ふと昔からのテーマについて話したくなりました。「手元に数千円しかない場合、どうやって仮想通貨で一旗揚げるか？」

私のおすすめは「ロールオーバー（転がし）」という手法を研究してみることです。名前に惑わされないでください。実際はリスクをコントロールしながら含み益でポジションを増やすだけです。仮に今あなたに5万円の余剰資金(注意：必ず利益または余剰資金で、本元がまだ損しているならやらないでください)があるとしましょう。ここからどう動くか見てみましょう。

例えばBTCが10万ドルの時に10倍レバレッジでエントリーします。ただし、ここで重要なのは「分離マージン」モードを使い、総資金の10%だけを証拠金にすることです。つまり5,000円で、実際には1倍レバレッジと同じです。損切りは2%で設定します。もし損切りされても、総資金の2%、つまり1,000円の損で済みます。

「先物は危険だ」「すぐに全額失う」などと言う人がいますが、私は疑問に思います。分離マージンなら、たとえ清算されても最大で5,000円の証拠金だけ失うだけで、全額失うことはありません。全財産を失う人の多くは、全力でフルレバレッジをかけているのが原因です。

次に利益が出た場合を考えましょう。仮にBTCが11万ドルに上がったら、また総資金の10%でエントリーし、損切りは2%のままです。今回損切りされても、前回のトレードですでに8%の利益が出ているので、リスクはどこにあるのでしょうか？

「ロールオーバー」は一見アグレッシブに聞こえますが、言い換えれば「含み益でポジションを増やす」ことで、これは先物トレードでは一般的な手法です。5倍や10倍の高レバレッジを維持する必要はなく、2-3倍で十分です。含み益でポジションを増やし、全体のレバレッジを常に2-3倍に保つのが核心です。

BTCのようなメジャーコインでやるのが比較的安全ですが、非常に大きな忍耐力が必要です。時間はあなたの味方であり、ロールオーバーの複利効果は非常に強力です。何度かうまく回せれば、数百万円や数千万円を稼ぐのも夢ではありません。そのため、むやみに回すのではなく、確度の高いチャンスを見極めることが大切です。

「確度の高いチャンス」とは何か？例えば暴落後に横ばいで推移し、何度も底値を試してサポートが固まり、その後上にブレイクするような形です。こういった時はトレンドが出やすく、ロールオーバーの好機です。

5万円を100万円にするのは大げさに聞こえるかもしれませんが、実現可能です。または、まず10万円を現物で底値買いして10万円の利益を得た後、そのうちの5万円の利益でロールオーバーを2-3倍レバレッジで1-2回転がせば倍増も狙えます。

負けても？5万円の利益がなくなったら、残りの5万円で再トライ。利益が全部なくなったら一旦やめて、本元の資金でまた新たな利益を狙う。こうすることで、一獲千金のチャンスを残しつつ、大損するリスクは避けられます。

言うのは簡単ですが、実際にやるには想像以上の忍耐と規律が必要です。「ただ持ってればいい」という甘い話は信じないでください。継続的に外で稼げる能力がなければ、ガチホは小口投資家向けの幻想にすぎません。彼らが100BTC持っていても、あなたは同じ土俵には立てません。

ETHにもこのロジックは通用します。重要なのはタイミングを見極め、ポジション管理を徹底し、厳格に損切りすることです。