前Hyperliquid最大空頭が2億ドル分のETHを減らし、その後HYPE現物を買い増した

【クリプト界】オンチェーン監視で興味深い動きが捉えられました——過去2日間で、Abraxas Capitalのタグが付いた2つのアドレス（0x5b5と0xb83）がETHショートポジションを急速に縮小しています。

データによると、今回の操作で約1,026万ドル分のショートがクローズされました。現在彼らの手元には5,157万ドル分のポジションが残っており、エントリー平均価格は3,522ドル付近です。評価益はすでに668万ドル、リターンは130%に達しています。さらに注目すべきは、資金調達手数料だけでこのショートポジションは1,361万ドルの利益を上げている点です。

過去を遡ると、11月初めからAbraxasはETHショートを継続的に縮小しており、保有規模は2.67億ドルから現在の5,157万ドルまで減少、累計で2.17億ドル以上のポジションを解消しています。浮いた資金は何に使われたのかというと、一部はHYPE現物の買い増しに回され、現在の保有額は約5,384万ドルです。

注目すべきは、以前Hyperliquidで覇権を握っていた最大のショートクジラが保有していた22のショートポジションの大半をすでに清算している点です。現在、20万ドル超のポジションはETH、HYPE、FARTCOINのショート3つのみ。戦略転換のシグナルが明確に表れています。