上がるときは目の色を変えて追いかけ、下がるときは我慢できずに底値で拾いたくなる。1日中K線を見てデータを追いかけても、結局どうなる？やればやるほど不安になり、やればやるほど損してしまう。

自分では主体的に動いてチャンスを探しているつもりでも、結局は感情に振り回されているだけ。

こんな人をたくさん見てきた：大陽線が何本か出て「まだ上がる！」と思って飛び込んだら、高値掴みで終わり。そのあと？底で損切りして、泣く暇もない。

さらに厄介なのがもう一つ——方向性は合っていたのに、一攫千金を狙ってフルレバ・オールイン。結果、相場が少し揺れるだけでメンタル崩壊、リバウンドすら乗れずに終わる。

問題はテクニック不足じゃなくて、ギャンブル性が強すぎること。一夜で大金持ちになりたくて、手も心もコントロールできていない。

本当に継続して稼げる人は、「賢さ」ではなく「鈍感力」に頼っている。相場が読めない？なら静観。他人が狂ったように高値追いしているときは傍観、みんながパニックで売りに走っているときも、急いでリバウンドを狙わない。

自分自身も損から利益に転じたのは、実はたった三文字：「ゆっくり」。

**第一に、ポジション管理・ペース管理。**
エントリー前に、最悪どれだけ損するかを考える。相場が順調なときは加速して利益を伸ばし、相場が荒れているときは？休むのが一番の選択。

**第二に、追わない・賭けない・耐えない。**
高勝率のトレードは「待って」得るもの、焦って掴むものではない。真のチャンスは、常に「待つ」ことで生まれる。「やる」ことで得られるものではない。

**第三に、感情を振り返る・取引を振り返る。**
ミストレードだけでなく、間違った感情も振り返る。一見遅いようで、実は着実に進める。

この暗号資産の世界で生き残れるのは、決して手の速さを競う人ではなく、誰が長く生き残れるかだ。