最近、友人からDMで「レバレッジって結局何？どうやったら大損しないの？」と聞かれました。

簡単に言えば、レバレッジは手元の拡大鏡のようなもの――うまく使えばチャンスを広げられるし、失敗すれば損失も何倍にも拡大されます。マーケットは決して容赦しません。

レバレッジを本当に味方につけたいなら、次のポイントを頭に叩き込んでおきましょう：

**まずは少ない倍率で練習、一発勝負は絶対NG**
入門したての初心者は、1～5倍レバレッジで十分です。利益の伸びはゆっくりですが、少なくとも長く市場に生き残れます。5倍レバレッジなんて低いと思うかもしれませんが、価格が20%動くだけで心臓バクバクを体験できます。ベテランも10倍を超えることは稀です。なぜなら、本当に大事なのは戦略とリスク管理であって、命を賭けることではないと知っているからです。20倍を超えたら？それはもう、ほぼ全財産をカジノに賭けるようなものです。

**ポジションは全ツッパせず、分散が鉄則**
1回の新規建てで全資金の5～10%を超えないこと。仮に口座に1万USDTあるなら、1回で最大500USDT、もっと慎重なら100～200USDTだけにしましょう。レバレッジが高いほど、ポジションサイズは小さくすべき――10倍レバレッジなら、5倍の時の半分程度に抑え、いつでも撤退できる余裕を持ちましょう。

**損切りは命綱と思え**
ポジションを持つのに損切りを設定しない？それはいつか必ず後悔します。どれだけ相場に自信があっても、損切りラインは自分の許容範囲とテクニカルを踏まえて必ず設定を。損が出たら素直に認めること、回復を夢見て耐え続けたり、損切りラインを動かすのは絶対にNG――それが破滅の始まりです。

**トレンドに従い、市場に逆らわない**
レバレッジはトレンドが明確な相場でこそ活きます。レンジ相場で上がったから買い・下がったから売りでレバレッジを使うと、ほぼ確実に痛い目を見ます。下落したからといって必ず反発するわけでもなく、上昇したからといって天井とは限りません。市場には市場のリズムがあります。その流れに乗ることだけを考え、頂点や底を当てようと小賢しく動かないこと。

**メンタルを保ち、欲に振り回されない**
レバレッジは資金を効率よく活用するための道具であり、一発で大金持ちになる近道ではありません。現実的な利確目標を決めて、達成したら利確を検討。次の上昇を欲張って追いかけないこと。レバレッジの本質は利益拡大と同時に、リスクも確実にコントロールする点にあります。自分をギャンブラーにしないこと。

リスク管理とメンタルを保つことができれば、レバレッジは真の武器になります。逆にできなければ、それは自分を傷つける刃になります。