一日中ずっとチャートを見ていて、ふと面白いことに気づいた——SOLの資金フローとテクニカルが一致している、この話は語る価値がある。

まずは資金の動きから。昨日、米国でのSOL現物ETFは一日で1,570万ドルの純流入があった。ここは「純流入」という点に注目。主な買い手はBitwiseやフィデリティなどの老舗機関。この数字自体は特別に大きいわけではないが、タイミングが絶妙だ。個人投資家がまだ様子見している中、情報資源を多く持つこうした機関は着実にポジションを増やしている。

次にテクニカル面を見ると、さらに興味深い。

1時間足チャートを開くと、表面的にはあまり良くない：ボリンジャーバンドが下向きに広がり、MACDは赤信号、典型的な弱気の形だ。普通なら多くの人が逃げ出すところだが、価格をよく見ると、132.92と132.07という2つのサポートラインの上をしっかりキープしている。

現在の価格は132ドル、このレンジにぴったり収まっている。短期指標は弱含みで、まるで次の動きのために力を溜めているようだが、価格は重要な位置で明確な下げ渋りを見せている。下がらない——これ自体が一つのシグナルだ。

ここから読み取れるのは2点：ひとつは、機関投資家の資金が下値圏で継続的に集まっており、実際の資金を投じていること。もうひとつは、テクニカル面が一見弱そうでも、コアとなるサポート帯の守りが非常に堅いこと。

もちろん、市場には常に不確実性がある。でも、もし私の見解を聞かれたら、「資金面が力強く、テクニカルで重要ポイントを守っている」この組み合わせは、そう長くは投資家を失望させないことが多い。今後1か月の値動きは、おそらくこの132ドル付近の攻防に隠れているだろう。