5月均線が支えました。3859ポイントでの底打ち後の急反発で、基本的に2度目の下落は望めなくなりました。

過去のK線を振り返るとパターンがあります——毎回のスローブル相場で1,000ポイント程度上昇すると、必ず月足レベルの調整が入ります。タイムウィンドウは？およそ3ヶ月前後。調整幅は？5月均線のプラスマイナス100ポイント以内。この範囲を超えると、上昇トレンドは転換します。

4月初めの3040から11月の天井4034まで、ちょうど1,000ポイント上昇。その後、単月で1.67%調整し、ちょうど5月均線（現在3897に上昇中）にタッチ。この3ヶ月間4000ポイント付近で揉み合い、典型的な「牛回頭」パターンで調整は完了しています。

このペースで進むと、早ければ今月、遅くとも来月初めには主上昇波が始まるはずです。今回も1,000ポイントの上昇幅で計算すれば、4034からスタートして目標値は5034付近——前回の5178高値とかなり近いです。

今月の安値を見ると、理論的な下限は3789（5月均線-100ポイント）。実際の最安値は3859で、まだ70ポイントの余裕があります。この位置で反発がこれだけ強いので、高い確率で12月の鉄底と言えるでしょう。

外部環境も追い風です。FRBの利下げ期待が高まり、25ベーシスポイントはほぼ確定的で、これはリスク資産を直接刺激します。国内では、保険資金の流入による増加資金が放出されており、流動性も明らかに改善。テクニカルと資金面が重なり、短期的な楽観ムードが優勢です。

もちろん、5,000ポイントを超えたら警戒が必要です。やはりそこは前回のブル相場のレジスタンスラインであり、そのときは様子見を増やすべきです。