#ETH走势分析 が2000Uから100万Uまで増やせたのは、運ではなく、自分を壁際に追い込んで気づいたいくつかのことがあったからだ。

正直に言うと、最初は私も典型的な「高値掴み・安値投げ」の個人投資家だった。何かが上がっているのを見るとすぐに飛びつき、結果として毎回天井で掴んでしまった。口座の数字が日ごとに減っていく感覚は、自分でお金を一発一発、下水道に流し込んでいるようだった。

転機は、あるとき完全にロスカットされたことだった。パソコンの前でしばらく呆然としているうちに、ふと気づいた。「同じマーケットなのに、なぜ安定して稼ぐ人がいる一方、私はいつも損しているのか？」

その後、三つの習慣を変えたことで、口座が本当に回復し始めた。

**一つ目：盛り上がっているところを捨て、閑散とした隅を探す**

市場には一つの法則がある——みんながあるコインを叫んでいる時は、たいていもう終盤だ。本当のチャンスは、誰も話題にせず、チャートも死んだように横ばいな銘柄に隠れている。

ある時期、ほとんど忘れられたプロジェクトに注目したことがある。コミュニティもほとんど人がいなくて、チャートは心電図のように横ばい。でもオンチェーンデータを見ると、大口アドレスが着実に買い集めていた。こういう時、個人投資家は「もう終わった」と思いがちだが、実は絶好の仕込み時だ。

本格的に動き出した時、以前バカにしていた人たちが慌てて買い始める。でも私はすでに分割で利確している。

**二つ目：自分に厳格なルールを課し、ごまかさない**

今はすべてのトレードにシナリオを書いている。どう入るか、どう追加するか、どう出るか、すべて事前に決める。

エントリーは3:3:4の割合で分割、含み益が30％出たら分割して利確、間違ったらすぐ損切り。「もう少し待てば」「まだ上がるかも」といった希望的観測はなし。

以前の最大の欠点は——損している時に損切りできず、回復を夢見ること。儲かっている時は欲張って、全部取ろうとして結局両方でやられる。

今は逆に、出るべき時は未練なく出る、持つべき時はしっかり持つ。利益は一発勝負で得るものではなく、少しずつ積み重ねていくものだ。

**三つ目：「ニュース」を読む力は、チャートを睨むより大事**

相場は突然爆発することはなく、必ず前兆がある。

例えば、あるコインが急に出来高を伴ったり、大口ウォレットが頻繁に動き始めたり、コミュニティの熱気が急に上がったり……すべてがサインだ。チャートが上がってから追いかけても、いつも一歩遅い。

今はオンチェーンデータや板の細かい動きを研究する時間の方が多い。時には3～5日前から仕込んでおいて、多くの人が気づいた頃には、私はもうどうやって分割で売り抜けるかを考えている。

勝つのは特別なテクニックがあるからじゃなく、ほんの少しだけ他人より早く気付けるからだ。

あなたがダメなんじゃない、ただ信頼できる戦略がないだけ。一人で抱え込まず、正しい方法を見つければ、倍増なんて本当に難しくない。