BTCとナスダック指数の相関が-0.43に達し、過去のシグナルは転換点の到来を示唆している？

【暗号資産界】最近、面白いシグナルが出ている。ビットコインとナスダック100の20日相関係数が-0.43まで下がった。この数字自体は地味に見えるが、過去を振り返ると興味深い傾向がある――2021年と2024年にも同様の負の相関が見られ、その後はどうなったかというと、市場はしっかりとした反発を見せている。

現在の状況は、ビットコインが高値から27%下落した一方で、ナスダックはまだ高値圏をうろついており、両者の動きが明らかに分岐している。過去の経験からすると、こうしたデカップリング状態は決して悪い兆候ではなく、むしろ価格の転換点となる前触れである可能性が高い。もちろん、歴史がそのまま繰り返されるわけではないが、少なくともこのシグナルは注目に値する――市場はすでに次の動きの準備を始めているのかもしれない。