Uniswap創設者、CitadelがSECにDeFiへ「中央集権的」規制を働きかけたと非難



12月4日、分散型取引所Uniswapの創設者ヘイデン・アダムス氏が、世界的なマーケットメイカーであるCitadel Securitiesが、規制当局へのロビー活動を通じてDeFi分野を攻撃しようとしていると発言しました。

アダムス氏はソーシャルメディアXで投稿し、Citadel SecuritiesのCEOケン・グリフィン氏を名指しで批判。グリフィン氏が2021年の「ConstitutionDAO」オークションで介入に成功したと指摘し、今も自身の影響力を使い、SECに対しDeFiプロトコル開発者を「中央集権的仲介者」と見なして規制を推進していると主張しました。

アダムス氏は、Citadelのロビー活動は投資家保護や市場の公平性のためではなく、伝統的金融機関による分散型金融モデルへの根本的な拒否反応が動機だと考えています。

特に、「DeFiプロトコルが『公平なアクセス』を提供できない」というよくある批判について、長年裏でロビー活動を行い特別な市場アクセス権を持つ伝統的マーケットメイカーがこうした主張をするのは極めて滑稽だと皮肉りました。

この論争の核心は、UniswapをはじめとするDeFiプロトコルが、そのオープンソース・自動化・許可不要という本質的特性にもかかわらず、伝統的な規制の枠組みに組み込まれ、従来の証券会社同様の厳しい規制を受けるべきかどうかという点です。

そしてアダムス氏の主張は、DeFiクリエイターとして、規制当局が中央集権的なやり方で分散型システムを管理することに反対する立場を代表しています。この議論とコミュニティの合意形成は、米国はもとより世界のDeFi規制ルールの策定に潜在的な影響を与える可能性があります。

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