昨日の朝、私は夢を見ました。夢の中で自分のふくらはぎの肉が拳ほどの大きさでごっそりと剥ぎ取られ、他人に持っていかれました。その人は私の肉を使って牛しゃぶ用の薄切り肉を作っていました。そして、私は自分の肉が一枚一枚スライスされていくのをただ見ていました。ついには骨がむき出しになり、左ふくらはぎの中は空っぽになってしまいました。細部として、その過程で全く出血がなかったのです。

リスク市場において「損切り（肉を切る）」という言葉を、私は夢の中で本当に体感しました。夢はとても生々しく、現実的でした。自分の太ももの大きな肉の塊が、他人によって牛しゃぶ用の薄切り肉にされていく――まるで相場で自分のお金の数字がみるみる減っていくのと同じです。想像力豊かな頭脳を授けてくれた両親に感謝しています。おかげで人間社会のさまざまな姿をこんなにもリアルに感じることができます。

もともと「損切り」という言葉は、私はよく人を皮肉る時に使っていました。でも、私自身もこんなに無力さを味わうことがあるのだと体感しました。夢の中で自分の肉が、一枚また一枚と牛しゃぶ用にスライスされていくのを見て、あなたならどう感じるでしょうか？私の感想を言わせてください。プーチンがかつて言った言葉があります。「もしロシアがなくなれば、この世界があっても仕方がない」。これが私の感想でもあります。ただ、彼と私の違いは、彼はそれを実行できる力があること。私は自分の言葉を実行する力がないことです。