30歳でこの業界に入り、今は38歳、まる8年を耐え抜いてきた。

2023年から2024年は分岐点だったと思う。アカウント残高が初めて8桁を突破した。今では外出してホテルに泊まるときも、1泊4,000元でも全く気にしない。スーツケースや帽子にはいつもクリプトのロゴを貼っていて、どこへ行っても同業者に出会う。

工場経営やECをやっている親族と比べると、生活は確かに楽だ。サプライチェーンを気にすることもなく、契約で揉めることもなく、顧客の未払いに悩むこともない。悩み事は半分以下だ。

よく聞かれるのが：「仮想通貨のトレードは結局何が大事？」

いろいろ考えてみたが、結局は2文字——心構えが王道、テクニックは二の次。

この数年で培った「生存法則」をいくつかまとめてみた：

**BTCは永遠の王様。**
この業界にいるなら、常にBTCを注視すべき。ビットコインが上がれば、アルトコインもチャンスが出る。ビットコインが下がれば、他のコインは全部ダメになる。たまにETHが独自の動きをすることもあるが、アルトコインがビットコインの下落に耐えることはまず期待しない方がいい。

**BTCとUSDTはシーソーの関係。**
覚えておこう：USDTが上がったら、ビットコインには要注意。ビットコインが急騰したら、すぐに一部をUSDTに換えて利確すべき。

**2つのゴールデンタイム：**

深夜0時～1時は「ヒゲ」が出やすい時間帯。寝る前に指値注文を出せば、格安で買えることが多い。

朝6時～8時は、1日のトレンドを占う時間帯。
前夜に下落して、この時間もまだ下がっていたら、目をつぶって買い増ししても大体その日は戻す。
前夜に上昇して、この時間もまだ上がっていたら、すぐに利確すべき。その日はたいてい調整が入る。

**午後5時は油断禁物。**
時差の関係で、アメリカの資金が入ってくるタイミング。この時間が最も大きな変動が起きやすい。

**「ブラックフライデー」？あまり気にしなくていい。**
金曜日は下落もあれば上昇も横ばいもある。結局はニュース次第。

**一番大事なルール：**
エアドロップのような無価値トークンでなければ、取引量があるコインは下がっても慌てる必要はない。3日～5日、あるいは1ヶ月待てば必ず戻す。余剰資金があれば分散して買い増ししてコストを下げる。余剰資金がなければガチホでも問題ない。

自分が一番自慢できる例：0.085で買ったDOGEをずっとホールドし続け、今は20倍以上になっている。

事実が証明している——仮想通貨トレードは、最後は「忍耐」と「ブレない心」が勝負を分ける。