さっきあるチャートを見た瞬間、すぐに理解した——ビットコインという船は、結局FRB（米連邦準備制度）の蛇口なしでは動けないんだなと。

チャートをわかりやすく言えば：ビットコイン価格は上昇チャネルの中に閉じ込められて、身動きが取れない状態。2019年以降、価格がチャネル中央線の上に突き抜けようとするたびに、FRBの量的緩和（QE）による強力な後押しが必要だった。今の価格は9万ドル付近をうろうろしていて、ちょうどチャネル下部でもがいている感じ。明らかにもう一度大規模な資金供給（大放水）が必要な状況だ。チャート上の76万ドルという目標？それはまたしても史上最大規模の資金供給が前提になる。

自分の理解はこうだ：

今のビットコインは、QEの水門に繋がれた船みたいなもの。水門が開かなければ、船は川底を擦るばかりで、深い水域には進めない。チャートが描く「100万ドルへの航海」は、全部「潮が満ちるとき」の幻想——でも問題は、今その潮がどこにあるのか？ということ。

現実的に言うと：

予想チャートを「金持ちへの地図」とは思わない方がいい。9万ドルから76万ドルへ、その間に何度利上げショックやピンポイント清算を経験するか分からない。今飛び込んでも、チャネル上部のレジスタンスで待ち構えるショート勢に、ただ新鮮なカモ（養分）を無料で提供するだけかもしれない。

あなたのポジションが本当の「大放水」を待てますように。潮が引いた川底で鉄くずになりませんように。

（本記事は投資助言ではありません）