最近、何度も皆さんに繰り返し伝えていることがあります——価格を急いで叫ぶのではなく、まずトレンドがどう動くかを注視すべきだということです。例えば21日移動平均線のこの関門、以前の投稿でBTCのポイントをはっきり示しました：94000、そして90から88のレンジ。

よく熱心なフォロワーから個別に「外では13万、15万って言われてるけど、あなたはどう見てるの？」と聞かれますが、私は基本的に現実的に考えるよう勧めています。目の前の道も見えていないのに、理想や未来だけを夢見ても意味がないでしょう？トレンドがはっきりしないうちから大きな夢を語るのは、ちょっと無責任なやり方です。

昨夜の相場が88付近まで下落して止まったのは、なんとか及第点といったところです。ただ、今日は少し冷や水を浴びせます：このサポートは一度しか役に立ちません。なぜかというと、当初ここに支持があると判断したのは、K線の形ではなく、実際に注文がその価格帯にたくさん溜まっていたからです——その時は買い注文が多く、厚みがあり、自然と買い圧力もありました。しかし、今ではその注文はすっかり消化されてしまいました。新たな注文が積み上がるのを待つか、別の密集ゾーンを探すしかありません。

一方、21日移動平均線は何度も使える指標です。以前も言ったように、そこを超えない限りは普通の反発、本当に超えてはじめてトレンド転換のサインとなります。

きっとこう思う人もいるでしょう：「下では注文板、上では移動平均線、やり方がバラバラじゃない？」でも私はこれが普通だと思います——黒猫でも白猫でも、ネズミを捕まえれば良い猫、という理屈です。もしかしたら、あなたもいずれ一見関係なさそうなものを組み合わせて使うようになるかもしれません。本を読むのと同じで、教科書の知識をそのまま生活に当てはめてもなかなかうまくいきませんが、そこに社会経験を加えれば、逆にうまく活用できるものです。

ツールボックスは常に充実させていくべきですが、前提として——まずは箱自体を持つことが大事です。ちなみに、具体的なチャートはコメント欄に載せておきました。